はい、どうもみなさんこんばんは、かずくんです。
先日、『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第13話が放送されました。
ついに最終回ですね!
面白くて飛び上がり…たかったのですが、配信版は作画のクオリティが低かった…。
テレビ放送版だと神作画だったっぽいのですが、まさか配信版とテレビ版で変わるとは思わず、テレビ版を見逃してしまいました…。不覚…。
ということでこの記事、配信版を見た感想と考察、気になった点の記事です。
テレビ版は拝むことが出来たら書きます…。
では、配信版アニメマギレコ13話の感想、考察、気になった点を書いていきたいと思います。
毎度のことですが、僕は『魔法少女まどか☆マギカ』は全話(映画も含めて)視聴済み、ゲーム版のマギレコもプレイ(ストーリー完走済み)している、ということは言っておきます。(ネタバレがあるときは”ネタバレ注意”と事前に書いておくつもりですが、あくまでも”ゲームでのストーリーを知っている状態で書いている”ということをお忘れなく)
12話の感想と考察はこちらです。
感想
配信版はたぶん間に合わなかったんだと思うんだけど、戦闘が音だけになっていたり、さやかちゃんが呆けてるシーンが何回も出てきたりと、肝心なところが見れないのが残念でした。
あとはやちよさんの服の塗り忘れが僕が見た限りでも2か所あった。なんかまあギリギリだったんでしょう。世間もウイルスで掻き回されていることですし、それも影響しているのかな、と思います。
テレビ版だとそういったシーンはなくなり、めっちゃカッコいい戦闘が見れるそうなので、配信版がテレビ版に差し変わるか、もしくはテレビ版を配信してくれるような配信サービスがあれば見たいと思います。
ただですね、戦闘シーンが全く見れなかったわけではなく、見れる範囲の戦闘シーンでも十分に楽しむことができました。
その一端を担っているのは、やはりさやかちゃんの登場です。
本編である『魔法少女まどか☆マギカ』では、魔法少女の運命に耐えられずにその身を魔女にしてしまったさやかちゃんですが、今回はそんなそぶりを見せることなく本来のさやかちゃんのままで登場してくれました。
叛逆の物語でも似たような動きを見せていたのですが、闇落ちしないさやかちゃんは本当に強いですね。
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第13話より引用
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners
|
さやかちゃんの固有魔法は「治癒」であり、自らの体の傷を治しながら戦うのが彼女の戦闘スタイル。マギレコとなってもその能力は健在で、腕がちぎられながらもすぐさま再生し攻撃を防ぐシーンが彼女の強さを物語っています。
上のシーン以外にもたくさんの胸アツシーンを見せてくれたので、さやかちゃん推しの方はなおさら、さやかちゃん推しでない方も心を奪われたことでしょう。カッコよすぎて僕も思わず声が出てしまいました。
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第13話より引用
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners
|
他にもマミさんがマスケット銃で近接戦をしたり、大量生成したマスケット銃で弾丸の雨を降らせたりといった胸アツ戦闘シーンが多かったですね。
感想はまだまだあるのですが、これ以上書くと長くなりすぎるので感想はここまでにして、考察、気になった点について書いていきたいと思います。
記憶ミュージアムのウワサの本体
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第13話より引用
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners
|
前々回の時に感じた、「記憶ミュージアムのウワサの本体は何なのか」という疑問の答えが今回でわかりました。
建物自体が本体というわけではなく、本体は別にいるというのが正しかったようですね。
体は5つの巻物で出来ていて、頭の部分には誰だかわからない顔が描かれています。僕はこの顔の持ち主を知りませんが、もしかしたら知ってる人もいるのかな? いたら教えてほしい…。
ウワサ自体の説明は前々回の記事でまとめたので、新たに書くことはありません。知りたい方は前々回の記事を見てください。
神浜聖女のウワサとホーリーマミさん
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第13話より引用
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners
|
この画像、”のウワサ”と書いてあるだけだと思ったら間違いです。
よく見てみると、”神浜聖女のウワサ”と書いてあることがわかりますよね。
神浜聖女のウワサ…これはゲーム版プレイヤーならもちろんわかりますが、アニメしか見ていない人は何を言っているのかいっちょんわからんと思います。
ただマミさんが登場するだけでした。
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第13話より引用
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners
|
そのマミさんなんですが、福音書などという宗教にはまった信者が使うような言葉を口走り始め、目がスロットにはまった廃人のようになった挙句、マギウスの言葉に惑わされたのか、仲間であるはずのさやかちゃんにまで手を出すようになります。
その時のマミさんが上の画像のマミさんなんですが、皆さん見てわかるように、マミさんの姿が普段と全然違いますよね。
まず全体的に見て白い服装を着ていることがわかります。そして大きな白いヴェールを被ってその上から王冠を被っており、後ろには光背のようなものが存在しています。
マギウスが宗教みたいなものなので、このマミさんの姿も宗教を意識したものなのだと思われます。
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第13話より引用
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners
|
さてこのマミさんは、ゲーム版だと「ホーリーマミ」という名で実装されています。普通のマミさんと区別するため、今後この姿のマミさんはホーリーマミさんと呼びます。
で、このホーリーマミさんの攻撃方法がとんでもない。
上の画像が戦闘シーンなのですが、マスケット銃を大量生成して息を切らさず発砲しているのが見て取れます。これで弾丸の雨を降らせ、弾幕を形成し、敵からマギウスを守るわけですよね…。とんでもねえ…。
ギルガメッシュとタイマンはれるんじゃないかってレベルじゃないですか? はれないか? ちょっとそこらへんは適当なのですが許してください。怒らないで?
いろはちゃんのドッペル
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第13話より引用
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners
|
いろはちゃんのドッペルは何回も出てきていますが、ドッペルという名前が判明してから出てくるのは初めてなので、ここでいろはちゃんのドッペルについて詳しく紹介したいと思います。
沈黙のドッペル。
その姿は、呼子鳥。
この感情の主は、自身のドッペルの情けなさに気が付きつつも、その姿を直視できないでいる。
このドッペルは何も語らず聞きたくない全てを布で締め壊し、その胸に開いた穴を埋めるものを探し続けている。
誰かを呼び求めなくてはいけなかったはずなのに、臆病なドッペルは布で覆い隠した現実を直視することを恐れ、沈黙し耳を塞いだままでいる。
真名はGiovannaで、読み方はジョバンナです。ジョバンナというのはヨハネに由来する女性名で、同じくヨハネに由来する男性名はジョバン二。このジョバンニという名は、宮沢賢治の作品『銀河鉄道の夜』の主人公の名前と一致します。
では、今度は説明文から読み取れることについて。
まず「その姿は、呼子鳥。」という文がありますが、これは単純にういちゃんを探すいろはちゃんの姿を比喩したものでしょう。
呼び求めなくてはいけない”誰か”はういちゃんのことですが、その後の文が何を言っているのかぱっと見だと全然わかりませんよね。いやまあ再三読んでもわからなかったんですが…。
わからないというよりもむしろ、矛盾している気がするんですよね。
いろはちゃんは、現実を直視することを恐れているわけではないですし、耳を塞いでるわけではありません。ういちゃんがいなくなったという事実を受け入れていて、その上でういちゃんを探そうとしています。このことがドッペルの説明文と矛盾しているわけです。
しかし、わざわざ矛盾するようなことを書くわけがないと思ったので、これが正しいと仮定した場合、何のことを言っているのかを考えてみました。
その結果たどり着いた答えが、いろはちゃんの心の状態を表しているのではないかという答えでした。(え、当たり前だって? 聞こえない聞こえない…)
まあそんなことは信じられないし、信じたくないのでしょう。そのことを「布で覆い隠した現実」「沈黙し耳を塞いだまま」という言葉で表しているのではないでしょうか。
と思ったんですが、やっぱりよくわからないですね…。
考察は他の方に任せようかな…。いろはちゃんのドッペルの考察は探せばたくさんあると思うので、気になる方はそちらの方を見てください。
やちよさんのドッペル
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第13話より引用
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners
|
モギリのドッペル
その姿は、切符鋏
この感情の主はやがては自分も今まで見送った友を追って旅に出る日のことを夢想する。
尾の先にぶら下げられたランタンに灯した火で様々な幻影を呼び出す他、尾のハサミで傷をつけられた者は遠くない未来に必ず大きな災いが訪れるという。
長く魔法少女として生きた者、比較的年齢の高い者が行使するドッペルは正負の感情幅が少なくなってしまうことにより、このドッペルのように本体から分離しきれず一体化したような姿になる場合がある。
上記の文章で説明されているモギリのドッペル。真名はCampanellaで、読み方はカムパネルラ。カムパネルラは宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』に登場する主人公ジョバンニの親友の名前と一致しています。
いろはちゃんのドッペルがジョバンナ、やちよさんのドッペルがカムパネルラ。『銀河鉄道の夜』がモチーフで間違いないですね。
”モギリ”というのは映画館などの入り口で、入場券の半券をもぎ取ること。
”切符鋏”というのは、その名の通り切符を切る鋏です。
そして「この感情の主はやがては自分も今まで見送った友を追って旅に出る日のことを夢想する。」という説明文からは、先立たれてしまった2人の魔法少女(かなえさんとメルちゃん)の後を追う、つまり死にたいという願望を持っていることがわかります。
とはいえ、この願望が叶うのはかなり先のことでしょう。というのも、やちよさんの願いは「生き残りたい」であり、その願いがある限りやちよさんは死ぬことを許されないからです。
後の説明文はドッペル自体の説明だと思います。まあ、他にも考察があるかもしれないので、是非他の方の考察も調べてみてください。
黒羽根の新メンバー
まず言いたいんだけど、黒羽根の数多すぎないか!?
3桁ぐらいいたような気がするんだけど? 神浜にどんだけ魔法少女いんの?
しかもその中には見たことがある面々が…。
まずかえでちゃんですが、これは完全に入信していますね。
レナちゃんとももこちゃんをマギウスの翼に誘っていたぐらいですから、マギウスを完全に信用しているようです。
そして鶴乃ちゃんですが、これは目が明らかにおかしい。
鶴乃ちゃんの性格からすると、マギウスに賛同することはあり得ないと思うので、これは洗脳状態に近いんじゃないかと思います。
よく見るとホーリーマミさんと同じ目をしていますから、もしかしたらマミさんのように別の姿に変わるという伏線かもしれません。
最後にフェリシアちゃんとさなちゃんですが、これはちょっとよくわからないです。
一番重要な目が描かれていないので、かえでちゃんのように入信した状態なのか、鶴乃ちゃんのように洗脳に近い状態なのか判断がつかないんですよね。
もしかしたら、マギウスを内側から壊滅させる目的で黒羽根の格好をしている可能性もあります。
あともう一人、黒江ちゃんが黒羽根になっていましたね。
黒江ちゃんは1話以降登場がなかったので、死んだのではないかと心配していたのですが、無事(無事?)黒羽根になっていたようです。
まあ最終回で出てきた、ということは2期ではちゃんと登場してくれるということでしょう。今から楽しみですね。
サクガレコード 魔法少女さくが☆ミスダ外伝
ちょっとふざけたタイトルになりましたが怒らないでください。
今回、配信版は作画面でかなり問題があった(テレビ版は問題なかった。むしろすごかった。らしい。)ので、その作画に関して最後にまとめたいと思います。
まず1つ目。塗り忘れ。
注目してほしいのはやちよさんの服。色が塗られていません。
本来の色は、少し濃い青色なんですが…。まあ疲れていたんでしょう…。
そして2つ目。塗り忘れ(2回目)。
注目してほしいのはやちよさんの服。色が塗られていません。(2回目)
星だけはちゃんと描かれていますが、周りの服の色もちゃんと塗ってほしいですね…。
まあ見落としてたんでしょう…。
これは作画ミスではありませんが、戦闘の途中がちゃんと描かれずに、静止画やノイズで埋められることが多かったので紹介します。
まず上の画像ですが、これはいろはちゃんとやちよさんがドッペルを用いてホーリーマミさんと戦うシーンの間に挟まる静止画です。呆けてるさやかちゃんと、微動だにしない小さいキュゥべえが描かれています。この画像が3度ほど挟まれました。
そして下の画像がノイズですね。これはホーリーマミさんの弾幕と戦う時に挟まれていました。戦闘シーンが見えん。見せろ。
僕が見た限りでは問題点はこのくらいだったかなと思います。他にもあるかもしれませんが…。
さいごに
ということで、『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第13話、配信版を見た感想、考察、気になった点について書いてみました。
いやもう何回も言いますがテレビ版が見たかった! マジで。
配信版とテレビ版で違うなんて思わないやん普通…?
まあいいや…。
あ、そういえば2期の放送が決定したようですね。
まだ時期は未定ですが、時間をかけてでも高いクオリティに仕上げていただきたいものです。
テレビ版見れなかった(しつこい)ダメージが大きかったので今回はこれで終わりにします。
読んでいただきありがとうございました。
コメント