『【推しの子】』3 話感想; ストーリーの方向性が見えた回

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はいどうも皆さんこんばんは、ブログ管理人のかずくんです。

さて、先々週、先週に引き続き『【推しの子】』3 話の感想を書いていきます。

// この先にはネタバレが含まれているため、まだ 3 話を見ていないよという方はアニメを先に見ることをおススメします。

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ストーリーはシリアス多め

『【推しの子】』の原作を担当している赤坂アカ先生の代表作と言えば『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』ですよね。

かぐや様の方はコメディ成分がかなり色濃い印象があり『【推しの子】』についてもそういうコメディ色の強い作品になるのかなぁ…と前回までは思っていました。

しかし、今回の話を見る限り、コメディというよりかはシリアスの方が強いのかなあという印象を受けました。コメディ要素が全くないというわけではないのですが、全体的に見るとシリアスなシーンや、ダークな雰囲気のシーンが多いですね。(そもそも『【推しの子】』という作品自体が芸能界の闇を意識したものなので、そうなるのは当然かも?)

したがって、かぐや様みたいなものを期待して見ると、あれ? ってなるかもしれないです。完全に別ジャンルのアニメとして楽しむのがよさそうです。

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ストーリーの方向性が分かった

今回の 3 話ではアクアが父親についての大きな手掛かりを手にしていることが明らかになりました。

アイの携帯に保存されていた連絡先に乗っていた芸能界関係者 15 名が父親候補であることです。今回アクアはそのうちの 1 人と接触することに成功するわけですが、以降もこのように父親候補と何らかの形で(オープニングで登場したようなメインキャラたちを媒介にして?)接触し、何らかの課題(今回なら撮影と演技ですね)をクリアしていく、という形になるのかなと思います。

ルビーが主軸の話がどうなるのかはまだわからないのですが、それは次の次? あたりにわかるんじゃないかと勝手に予想しときます。

今回はかなり悪くキャラが描かれている

『【推しの子】』全体でそうなのか、今回だけの話なのかはまだ分かりませんが、アクアやルビーの周りにいるキャラに対して、それ以外のキャラの人間性の質がかなり低いと思いましたね。

父親候補のプロデューサーは役者を道具のように見ているし、主演の役者はアクアに対して「お前如きに」と思っているかのような上から目線の振る舞いをしています。

現場は作品のクオリティを上げようと努力はしている風に言われています。しかし、そもそも撮影しているドラマ自体が俳優を見せたいがためのモノであり、原作に対してのリスペクトがかなり欠けているのは言わずもがな。原作者が幻滅したという発言の通り、作品を俳優を売り出すための道具としてしか見ていません。

私はとても偽善的な性格なので、こういった作品に対してのリスペクトが欠けている人は好きではありません。原作を使わせてもらっている立場なのはどっちだって話ですよ。

という感じで、今回はかなり嫌悪感を抱くようなキャラが多かったかなと思いました。主人公視点でアニメを見ることが大半だと思うので、同じように嫌悪感を抱いた人は多いと思います。

こういった自分本位の利己的精神時代を経て人間的に成長した有馬かなは、彼らとは対照的でした。監督に対しては「親元に寄生虫してる」と当たりが強いのは変わりませんが、適切なコミュニケーションで現場の雰囲気を修正し、自らの利益を度外視してまで作品を良くしようとする姿には、彼女の成長した優れた人間性が顕著に表れています。

早い段階で挫折を経験した人は強い(ソースなし)と思うので、いつかは役者として大成しそうだなと思いました。というかしてくれ。

アクアをアイの復讐というある種の呪いから解き放つのも彼女じゃないかと思っているので…。聞いたところによると有馬を逆にするとマリアになるらしいし、何か重要な役割を持つキャラじゃないかとは思ってます。

父親についての考察

父親候補が 15 人くらいだという情報は増えましたが、予想するための材料にはならないですね…。

今回のプロデューサーについてですが、父親ではないと思います。

最初から父親なわけがないというメタ的理由が 1 つ、アイを妊娠・殺害するメリットがないという推測が 1 つです。

アイがいることによってドラマのプロデューサーが受けるデメリットは存在するのか。主演女優などが霞むという理由ならドラマに起用しなければいいだけの話ですし、そもそもアイドルとドラマってステージが違うので、互いに影響しあうことは多くないと思います。また、プロデューサーは顔重視であると言われていたので、そういう意味でもむしろアイは肯定される存在なのでは?と思います。

と考えると、プロデューサーが父親である可能性は限りなくゼロでしょう。

あとがき

ということで、今回は『【推しの子】』3 話の感想を書きました。

あ、そういえば、書き忘れてたことがありました。

有馬かながかわいい

ありがとうございました。

この記事を書いた人
かずくん

ブログ管理人のかずくんです。
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