アニメマギレコ7話の感想と考察【マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝】
2020.02.16
かずくん
はい、どうもみなさんこんばんは、かずくんです。
先日、『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第7話が放送されました。
皆さん見ましたよね?
見てない方は即刻このブログを閉じてマギレコを見てください。それに乗じてゲームも始めてください。
久しぶりに7話はフェリシアちゃん関連で考察が色々書けそうなので、個人的に今ワクワクしているのですが…まあどうでもいいですね。
それでは、7話の感想と考察を書いていきたい…んですけど、その前に僕は『魔法少女まどか☆マギカ』は全話(映画も含めて)視聴済み、ゲーム版のマギレコもプレイ(ストーリー完走済み)している、ということは言っておきます。(ネタバレがあるときは”ネタバレ注意”と事前に書いておくつもりですが、あくまでも”ゲームでのストーリーを知っている状態で書いている”ということをお忘れなく)
6話の感想はこちら↓
感想
今回で話が大きく動きました…よね?
前回の最後に黒羽根が登場したわけですが、黒羽根の登場だけでなく、今回でピーヒョロ姉妹やみふゆさんも登場して、一気に物語が進んだなあという感じがしました。
あとマミさんが登場したときにも思ったんだけど、マミさんにしろキョーコちゃんにしろ、見滝原組の魔法少女強くないですか?
今回マギレコとしては初めてのキョーコちゃんの戦闘シーンが描かれたわけだけど、傭兵として強いと言われていた、フェリシアちゃんを凌ぐ強さを見せつけていた気がします。
そもそも「神浜の魔女は強い」というのが一応設定としてあって(これは1話で、いろはちゃんが神浜の魔女相手に全く歯が立たなかったという事実からもわかる)、風見野の魔法少女であるキョーコちゃんは、本来であればいろはちゃんと同様に神浜の魔女には太刀打ちできないはずなんですが、そこはまどマギ本編で強いキャラとして描かれていたことが理由なのか、神浜でも問題なく戦えるようですね。
キョーコちゃんマジ強い。まあでも設定上はそれよりもマミさんのほうが全然強いんですけどね。マミさんクソ強い。
あとはゲーム版のプレイヤーなら共感してもらえると思うんだけど、やっぱりピーヒョロ姉妹が安定の面白さで安心しました。
ピーヒョロ姉妹が良い感じにポンコツじゃないとマギレコは話が一切進まなくなりますからね。
それでは、なんか区切りが悪いですが、感想はここまでにして考察をしていきたいと思います。
考察①フェリシアちゃんの両親を襲った魔女は何なのか
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abemaTV『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第7話より引用
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners
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7話の冒頭、フェリシアちゃんの両親が魔女に襲われて死んだシーンが流れます。
フェリシアちゃんの悲しみや悔しさに歪んだ顔が印象的なこのシーンですが、一方で両親を襲ったとされる魔女の不気味さが印象的なシーンでもあったと思います。
この後キュウべぇと契約し、魔法少女になることを選んだフェリシアちゃんは”魔女”に対し強い憎悪を抱くこととなります。
さて、このフェリシアちゃんの両親を襲ったとされる魔女の正体は何なのか、ということを今から考察していくのですが、その前にこの魔女についての疑問点を書いていきたいと思います。
まず一つ目が、フェリシアちゃんが両親をこの魔女に殺されたにもかかわらず、この魔女の姿かたちを覚えていないこと。
そして二つ目が、疑問点として挙げるには適さないのかもしれませんが、僕がこのような外形の魔女を一切知らないということ。
まあ、二つ目は僕が勝手に違和感に感じた部分なので正直どうでもいいんですが、一つ目に関しては、簡単には無視できない部分でしょう。
ただ、疑問点はいくつかあるものの、このシーンだけで判断することはできません。
というわけで、一つ、この謎を解く鍵になるであろうシーンを見せたいと思います。
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abemaTV『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第7話より引用
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners
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このシーンがそもそもあったのかどうか覚えている人がいないかもしれないので、一応説明すると、フェリシアちゃんやキョーコちゃんが象徴の魔女の手下と戦っていて、フェリシアちゃんが「じゃあ、どうすればいいんだよ!」と顔を歪めながら叫んだあとに映るシーンです。
フェリシアちゃんが叫んだあとに映ったということ、フェリシアちゃんが顔を歪めていたというシーンから、これは少し濁ったフェリシアちゃんのソウルジェムではないかと思っています。
あくまで状況的に判断したものなので確実とは言い切れないのですが、とりあえずこれがフェリシアちゃんのソウルジェムだという前提で話を進めていきます。
で、このソウルジェムが緑と黄色が混ざった色だわとかそんなことはどうでもいいので、ソウルジェムのに存在する無数の四角に注目してください。
この無数の四角と同じようなものが、フェリシアちゃんの両親を殺した魔女の周りにもああることがわかります。
この時点で「フェリシアちゃんの両親を殺した魔女が本当に実在したのか」という疑問が湧いてきたと思います。(ちなみに僕はこの時点で、実は両親を殺したのはフェリシアちゃん自身なのではないか、と思いました)
さらに考察を進めていくのですが、ここから若干の知識を必要としますので、一応ネタバレ注意とさせていただきます。
さて、フェリシアちゃんのソウルジェムの無数の四角と、フェリシアちゃんの両親を殺した魔女の周りに存在する無数の四角の因果関係を知ることができれば、フェリシアちゃんを殺した魔女の正体に一歩近づきそうです。
まあ、こうなってくると、次に知りたいことは自然と絞られてきます。
いろはちゃん、かえでちゃん、そして今回登場したピーヒョロ姉妹が使った”ソウルジェムの穢れを使った攻撃”で出現する魔女のようなもの。
フェリシアちゃんにもその攻撃が出来るのであれば、それが大きなヒントとなってくれるでしょう。
問題はフェリシアちゃんにその攻撃が出来るかということなんですが…結論から言えば、ゲーム版ではその攻撃が実装されているので、その画像を見ましょう。
一応”BEATRICE”という名前がついています。読み方はベアトリーチェかベアトリスのどちらかでしょう。
モチーフが内蔵なので、かなりグロテスクな外見なのですが…グロテスクなのは我慢して、フェリシアちゃんの両親を殺した魔女の画像をもう一度見て、BEATRICEと見比べてみてください。
どことなく似ている気がしませんか?
頭部の部分や、特徴的な気持ち悪い輪郭なんかは類似点として挙げられると思います。(逆に、フェリシアちゃんの両親を殺した魔女には芽のようなものがあること、BEATRICEには腕みたいなものがあること、の二つは相違点でしょうか)
これが完全に一致してくれれば、とてもわかりやすかったのですが、そんなことはありませんでしたね。
ただ、僕はこのBEATRICEが”フェリシアちゃんの両親を殺した”ことは間違いないと思います。
ただ似ているから? いえ、そうではありません。もう一つ理由があります。
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abemaTV『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第7話より引用
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners
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abemaTV『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第7話より引用
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners
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この2枚の画像を見てください。
どちらも、ぴーふょろ姉妹からフクロウ幸運水をもらうシーンなのですが、詳しく言うと、1枚目は7話での数少ない魔女文字の出現シーンで、2枚目はマギレコで珍しく英語がわかりやすく登場するシーンです。
そもそも、ウワサは魔女ではないのに、魔女文字が存在していることがおかしいと思うのですが…、とりあえず読んでみると”BEATRICE”と書いてあることがわかります。
何気なく見ていてこの魔女文字を読むと、ウワサの名前だと思う人もいるとは思いますが、ウワサには魔女のようなはっきりした名前はありません。(~のウワサというのがそのまま名前になっている。BEATRICEには”~のウワサ”が入っていないので、これからウワサの名前ではないことがわかる)
なので”BEATRICE”はウワサの名前ではないことが明白なのですが…そういえば、さっきのフェリシアちゃんの魔女みたいなものの名前も”BEATRICE”でしたよね。偶然でしょうか?
偶然かどうかはいったん置いといて、2枚目の看板に書いてある”BEATRICE CENCI”とは何なのかも気になりますよね。
調べてみたのですが、この”BEATRICE CENCI”…日本語読みで「ベアトリーチェ・チェンチ」は”父親を殺した”ことで有名な人なんです。(詳しくは自分で調べてみてね!)
だからなんだよって感じがしますが、フェリシアちゃんの後ろに意図的に”BEATRICE CENCI”の単語を持ってきたと考えるとどうでしょう?
フェリシアちゃん=”BEATRICE CENCI”という暗示に見えてこないでしょうか。
その暗示を素直に受け取るとすれと、フェリシアちゃんは父親殺し(この場合は両親殺しと置き換えるべきかもしれないが)だということになってしまいます。
これが、BEATRICEがフェリシアちゃんの両親を殺したと考えるもう一つの理由です。
ただ、もしBEATRICEがフェリシアちゃんの両親を殺したとすると、ある一つの矛盾が生じます。
それは、フェリシアちゃんが魔法少女になった時間との整合性がとれなくなることです。
でも安心してください。この矛盾も解決できるような説を立ててみました。
上記のことをすべて踏まえた上で僕がたてた仮説
まず、フェリシアちゃんが両親を殺した、もしくはフェリシアちゃんの行動が原因となって両親が死に、間接的にフェリシアちゃんが両親を殺した結果となってしまった、ということは間違いないと思います。
しかし、フェリシアちゃんは「自分が両親を殺した」という罪の意識から逃げようとしたため、もしくは他の何らかの原因で「自分が両親を殺した」という記憶を忘れてしまったのではないでしょうか。
その結果、両親を殺した者がいなくなってしまい、記憶に整合性がなくなります。
フェリシアちゃんの脳はその記憶の整合性を保つために、”魔女”という仮初の敵を作り、その魔女を両親を殺した犯人に仕立てあげてしまったのです。
この仮説であれば、フェリシアちゃんが、両親を殺した魔女をはっきりと覚えていないことにも説明がつきます。そもそも、両親を殺した魔女は存在しないのですから、分からなくて当然でしょう。
ただ、無意識下では「自分が両親を殺した」ことを理解しているために、フェリシアちゃんの穢れから生まれた”BEATRICE”が、両親を殺した魔女に酷似しているのです。
どうでしょうか? 納得できる仮説でしたかね?
実は、ゲーム版ではこの謎の答えと言える部分が明らかになっています。気になる人は自身でプレイして確かめてください。
考察②”Alina Grey”
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abemaTV『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第7話より引用
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners
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かっこよ。
すみません、最初に出た感想がこれでした。
さて、今回なんと”魔法少女に操られた魔女”が登場しました。
その魔女が登場したのが、ピーヒョロ姉妹が緑色のキューブを取り出した後だったんですが、その緑色のキューブが大きくなる時に、一瞬英語が映ります。
そのシーンが上の画像のシーン。読んでみると”Alina Grey”と書いてあることがわかります。
人名であることは見てわかりますし、ピーヒョロ姉妹が「魔力で操られております」という発言をしていることから、この”Alina Grey”という人物が魔女を操っている魔法少女だということもわかるでしょう。
で、この人物が誰かという話なんですが、エンドカードを見るとその答えがわかります。
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abemaTV『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第7話より引用
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners
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明らかに外国人ぽい顔、左手に浮かぶキューブ…間違いありません。
というか、マギレコはエンドカードでネタバレをすることが多いですね…。
いいのかな…。
まとめ
今回はフェリシアちゃんの両親を殺した魔女の考察でエネルギーを使い果たしてしまいました。
もう無理です。何も考えられません。もう終わりにします。
読んでくださりありがとうございました。
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