どうも、皆さんこんにちは。ブログ管理人のかずくんです。
皆さん『【推しの子】』は既に視聴しましたか？？？？
僕も先日視聴したんですが、ちょっとあまりにも面白すぎた。なんでこんなにおもろいねんってくらい面白すぎた。ので、その面白さをできる限り言葉にしていきたいと思います。
まだ見てない人は即刻見ましょう。とりあえず見ましょう。つべこべ言わず見ましょう。てか見ろ。Hurry up !
神作画
作画が良いに越したことはない。作画は良ければ良いほど良いものです。
アニメーション制作は「動画工房」が担当しています。「動画工房」に特段詳しいわけではないのですが、これまでに制作したアニメの一覧を見る限りでは安定している印象を受けました。
そんな「動画工房」がアニメーションを担当した『【推しの子】』ですが、少なくとも 1 話時点では作画のクオリティはかなり高いと思います。
とにかくアニメの表現力がヤバい。
ネタバレになるので詳細は避けますが、キャラの心理を瞳や表情に反映させるのが非常に上手く、コミカルなシーンとシリアスなシーン、暗いシーンと明るいシーンの描き分けもかなり巧みだった印象です。
本当に惹きこまれる作画で、感情移入がかなりしやすい。特に「暗いシーン」の儚さはグッと心に来ます。鳥肌モノです。泣きかけました。泣かねえぞ俺は！！！！
アイのキャラデザが最強
まず何よりも目に付くのはその瞳ですよね。というかこの作品自体かなり瞳を重要視しているイメージです。目は口ほどにモノを言うとはよく言ったもので。
白く明るい星が瞳にあり、アイドルという存在・アイという存在のキラキラしたイメージが一瞬で伝わってきます。また、目は（描き込まれている場合ですが）星空のようになっており、その奥行き感は人の目を惹きこみます。あと単純に綺麗。
やたらと本屋行くと表紙が目が吸い付くなあと思ったんですよ。まあ多分その理由の 1 つは瞳でしょうな。
いわゆる美少女の要素を詰め込みながら、上記のように瞳と髪色は個性が溢れているため、テンプレのようでありながらテンプレを大きく逸脱しているデザインは秀逸の一言。まあグダグダ書いたけどつまるところ可愛い。
我々は普段アイドルの表面しか見えていない事がほとんどであり、理想のアイドル像を想像・鑑賞することしかしていません。アイもアイドルのプロとして描かれますが、現実のアイドルと違い、アイの裏側が描かれることによってアイに人間味を感じるようになり、親近感がわきやすいようになっています。
一方で、アイの人生自体は世間一般からすると”重い”ため、重い設定と本人の明るい性格のギャップで風邪をひきそうになります。まあただその重い設定が感動を呼ぶ一因でしょう。
理想の詰め込みではなく、ちょっと思考に黒い部分があるというか、達観した部分があるというか、そういった点も人間味を感じるようになっています。
つまりとてもキャラデザがいいということです。
超絶怒涛の展開
『【推しの子】』1 話を一言で表すならこれでしょう。（一言じゃないって？ 知らん）
先の読めないストーリーとはまさにこのこと。
僕もある程度アニメやら漫画は見てきたと思っていて、テンプレもある程度把握しているとは思うのですが、そんな既存のテンプレストーリーに当てはまらず、斬新かつ衝撃的な展開の連続で視聴者を全く飽きさせません。ちょっと衝撃的すぎて心臓に悪いんですがね！？
とにかく「えええええええ！！！？？？？」と驚くばっかりで、マジで飽きない。何回「ええええええええ！！！！？！？！」って言ったかわからん。3 回かな？
第1話は90分とかなーり長いのだが、それでも通しでイッキに見てしまうほど。見てしまうというか見ざるを得ないというか。もうほんとに目が吸い付くんですよ。掃除機かな？
正直 1 話の完成度やストーリーの面白さは数あるアニメの中でもトップクラスだと思う。歴代最高と言っても過言じゃない、と思う。別に全てのアニメを網羅したわけではないのでこの発言には責任は負いません。が、まあ見た人ならわかってくれるだろう。
面白い 1 話ランキングがあったら間違いなく上位…かと思いきや、時間的には実質3話分なので、レギュレーション違反です。（ 3 話と言えば「マミる」を思い出す）
まとめるとまさに”魅入ってしまう” 1 話でしたね、という感じでした。本当にガチで面白かったです。
クッソどうでもいいけど フータ〇 がちらつく
瞳の星型と高橋李依という共通項から若干胡桃がチラつくんですよね。
別にパクリとかそういう悪い意味では全くなく、本当にふと思いつくという感じですね。
最後の方は「胡桃来てくれ！ 心海も来てくれ！」と思ってました。
今後の展開について（ネタバレあり）
ここからネタバレするので視聴していない人はすぐさまブラウザバックして視聴してください。
大事なことだからもう 1 回言いますがここからネタバレするので視聴していない人はすぐに視聴しろ。
よし、多分これで事故ってネタバレ踏んだりする人もいないでしょう。
ということで書いていきたいと思います。
なんとアイが死んでしまったので（1巻の表紙のキャラがまさか死ぬとは思わなかった）えええええええええええって感じ。「え（中略）！？」の3 回のうちの 1 回はこれですな。
メタいことを言うと、明らかに子供たちが主人公なのに赤ちゃんのままで何するんだ？とは思っていたんですよね。作品としては死ぬべくして死んだキャラではあったのかも。残念。
また、あまりにも1話が衝撃的すぎたこともあり、2話以降失速しないのか？ という不安もあります。おそらく 2 話以降に 1 話以上の衝撃はないと思うんですよね。別ベクトルの面白さを感じることはあるとは思うのですが…そういった意味での失速ですね。まあ原作はあの天下の赤坂アカ先生なのでそこら辺は大丈夫だろうと思っています。「動画工房」にも頑張って欲しいところ。
アイの事務所の社長とか夫人とか、映画監督とかが出てくると個人的には燃えるので是非出てきて欲しい。赤い髪の天才子役は出てくるのは確定みたいで安心しました。引退とかしてたら少し後味悪いからね。
アイは出てくると悲しくなるので出来る限り前向きな感じで出して欲しいなと思います。
そして父親には近づけるのか…。父親を殺すとはこれまたセンセーショナルな目標だから…まあ当分はコメディ要素強めになりそうだなと予想しつつ期待して待つことにします。
ちょっと考察
さて、ちょっと考察…主に父親についてですね、考察をしてみたいと思います。戯言だと思ってみてください。
父親の動機とアイとの関係性はどんななのか、少し想像してみたいと思います。
まず父親とアイの関係は恋愛関係だったのか？ これについては恋愛関係でない可能性の方が高いと思っています。
アニメでは「別れた」との発言があったため、付き合っていたことは確定ですが、恋愛で付き合っていたというよりは、利害関係で付き合っていたのではないかと思っています。理由は 2 つあり、1 つは「私は愛されたことも愛したこともない」という主旨の発言、もう 1 つは「私たちの複雑な関係」という発言です。仮に恋愛関係であればこんな発言しないと思うんですよ。まあ恋と愛は違うわボケとか言われたらさいですか、としか答えようがないんですが。
ですから、父親とアイは何らかの利害関係でもって付き合い、肉体関係を結んだのではないかと思っています。
アイにとっての利はおそらく「子供ができれば子供を愛することができる」可能性を手に入れられることでしょう。これについてはアニメ内でも示唆するような発言がありました。
では父親にとっての利は？ ここなんですよ。これが上手く説明できない。
第 1 話より読み取れる父親の性格は、まずクズ…あまり関係ないですねこれは。真面目に答えると慎重あるいは臆病な性格なのではないかと思います。例えば、父親とアイの連絡手段が公衆電話であり、足が掴みにくい連絡方法である点や、アイの殺害にファンという別の人物を挟んでいる点など、自分の存在がバレないように、あるいはバレることを恐れているかのような行動をしているわけです。
終盤のアクアの発言より、父親は芸能界にいる可能性が高いです。（確定ではないですが、まあそうじゃないと物語が成立しないでしょう。というメタ読みです。）
芸能界にいるならそれなりの影響力のある人物か、有名人ならバレることは非常にリスクになりえますから、そういったある程度上の立場か人気の人物なのではないかと思います。
で、父親の行動論理というか動機については…アイを芸能界から排除したかった？ というのが僕の考えですね。アイドルの妊娠というのは、発覚した瞬間にアイドル人生が終わるような出来事です。終わらなくても、そのあとはかなり苦しい状況になることは想像に難くありません。つまりアイを妊娠させることは父親の目標達成のための手段となり得るわけです。
しかしながら、アイは妊娠を隠し通していたため、第 2 の手段として殺害を選択したのではないか…と思っています。ただ、殺害という手段はあまりにも強引すぎるとも思うんですよね。双子と一緒にいる写真でも撮って週刊誌にあげれば、アイを芸能界から排除することはできると思います。父親として特定されることを防ぎたかったのか…？ こんな感じで少し腑に落ちない部分がある考えなんですよね。
仮に、父親の目的がアイを芸能界から排除することだとして、その理由は何なのでしょうか。個人的な恨み、だとストーリー的に微妙な気がします。例えば父親もアイドルグループを運営しており、アイがそのアイドルグループの脅威となり得るから排除しようとした、とか？ それなら引き抜きでもいいような…。妊娠や殺害はリスクが高すぎる気がしますよね？
今のところ理由が思いつかないんよなあ…なんなんやろ。
という感じです。全然ちょっとちゃうやないかボケ。
あとがき
ここまで色々書きましたが、私から伝えたいことは 1 つです。
『【推しの子】』を見ろ
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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