はい、どうもみなさんこんばんは、かずくんです。
先日、『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第10話が放送されました。
いやはや、今回もアリナさんが良い味を出してました。
あとは、マミさんが登場した…と思いきやまさかのマギウスに入っているという。
まあ詳しくはこの記事の後の方で書く予定なので、そこまで読んでください。お願いします。
そして今回から、タイトルに「気になった点」を含めているんですけど…気づきましたか?
何故含めたか、と言えば考察レベルではないけどちょっと書きたいな…という部分が書けるようになるからです。いろんなことが書けます。うれしい。
では、アニメマギレコ10話の感想、考察、気になった点を書いていきたいと思います。
毎度のことですが、僕は『魔法少女まどか☆マギカ』は全話(映画も含めて)視聴済み、ゲーム版のマギレコもプレイ(ストーリー完走済み)している、ということは言っておきます。(ネタバレがあるときは”ネタバレ注意”と事前に書いておくつもりですが、あくまでも”ゲームでのストーリーを知っている状態で書いている”ということをお忘れなく)
9話の感想と考察はこちらです。
感想
前回に引き続きアリナさんがやばかった。
情緒不安定なんじゃないか、って思うくらい表情はころころ変わるわ、感情も揺れるわで見ていて飽きないというかなんというか…、まあよくも悪くも話を盛り上げてくれていましたね。
あと今回は登場したキャラも多く、魔法少女だけでも15人くらい登場したかと思います。まどマギが5人だったことを考えるとかなり多いですね。
僕はゲーム版をやっているので全員わかりましたが、アニメしか見ていない人だと何人か忘れられているキャラもいるんじゃないかと思いました。
ただ、ゲーム版だとこのタイミングで登場するのは、マミさんではなく、まどかちゃんとほむらちゃんだったので、ゲーム版と同じくまどかちゃんとほむらちゃんが登場していれば、もっと人数は多くなったかもしれません。
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第10話より引用
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners
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そう、そうなんですよ!
今回登場したのが、まどほむじゃなくてマミさんだったんですよ!
意外な変更点で予想できなかったんですが…、まあ、まどマギの10話では「みんな死ぬしかないじゃない!」していたマミさんが、マギレコの10話だとマギウスに入信して、またもメンタルの弱さを露呈したのはエモいなぁと思いました。
他に気になる点と言えば、前のみかづき荘のメンバーが全員判明したのは大きいんじゃないでしょうか?
ただ、アニメではこれ以上掘り下げられ…ないかもしれないので、気になった人は個人的に調べるべきだと思います。はい。
では、感想はここら辺にして、気になった点と考察を書いていきたいと思います。
さなちゃんの本当の両親
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第10話より引用
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners
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前回がアイちゃんとさなちゃんの話が掘り下げられたのに対し、今回はさなちゃんとその家族の話が掘り下げられました。
さなちゃんの母親は再婚しており、再婚前の家族は10話冒頭で、再婚後(現在)の家族は10話の後半でそれぞれ描かれたのですが、ここでは再婚前の家族を取り上げたいと思います。(再婚後の家族は、再婚前の家族をまとめた後取り上げます)
で、再婚前の家族の画像が上の画像。
後ろに見える山々がアルプスっぽいのと、住んでいる家が日本ぽくないこと以外は普通の家庭に見えます。
画像の中央に目をやると、カメラを使っている両親の姿が見えます。左にいるのがさなちゃんの本当の父親でしょう。
ここまでが画像を見てわかることなんですが、これをそのまま事実として受け入れてもいいか、というとそうではありません。いくつかの矛盾があります。
1点目が、さなちゃんが育ちすぎている点です。
ゲーム版におけるさなちゃんの魔法少女ストーリーで、さなちゃんの実の父親はさなちゃんが物心がつく前に病死していることが明らかになっています。
しかし、画像のさなちゃんは、明らかに物心がつく後のさなちゃんですよね?
実の父親と物心がついた後のさなちゃんが同時に存在しているのが、魔法少女ストーリーと矛盾しています。
そして2点目がさなちゃんの両親の仲が一見良さそうに見えること。
「それの何がおかしいの?」と思う方もいると思いますが、おかしいんです。
というのも、さなちゃんの魔法少女ストーリーで、さなちゃんの母親は「あの人との結婚が私の人生の最大の失敗よ…!」と発言しており、夫婦仲が悪かったであろうことは火を見るよりも明らかなのです。
しかし、画像の両親は仲が悪いような印象は全く受けません。これが2つ目の矛盾点です。
これらの矛盾点を踏まえると、どうにもこうにも、このシーンを事実として受け入れることは難しいと思います。
ただこの後に、さなちゃんの持つ人形(アイちゃんを表している?)が壊れ、父親や母親、周りの物がなくなる描写があるので、このシーンは普通に、さなちゃんが父親、母親、アイちゃんを失ったことを表していると考えるべきなのかなと思います。
まあ何か他の意味があるのかもしれませんが…僕にはちょっとわかりませんでした。
二葉家
今度は再婚後の家族について取り上げ…ようと思ったのですが、特に考えられそうな部分はありませんでした。(正直、あったとしても書きたくない。父親もバツイチだということだけ書いておきます。)
しかし、気になった点は2点あったので、それに関して書こうと思います。
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第10話より引用
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners
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まず1点目がこの部屋の明かりです。
見てわかる通り、5個ある明かりのうち1つが消えています。
見ていて気付いた方もいると思いますが、さなちゃんが家に入ったあと、この消えている明かりがつくんですよね。
つまりこの5個の明かりは二葉家を指していて、消えている明かりはさなちゃんを指していることがわかります。
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第10話より引用
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners
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そして2点目がこのケーキ。
さっきの明かりは5個ありましたが、このケーキは4つに切られていて、グラスも4つしかありません。
まあ、これは言わずもがな、さなちゃんを二葉家として考えていないことを表しているんですよね。(いやまあ、普通にさなちゃんと食卓を囲むことがないからかもしれませんが…)
こういう描写はマギレコだと多いのですが、それを見ると、本当にさなちゃんは二葉家の人間として扱われていないんだな、と思います。
振子の魔女TERESA
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第10話より引用
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners
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魔女文字を読むと、TERESAと書いてあることがわかります。
これがこの”振子の魔女”の名前です。読み方はテレサでしょうか?
魔女の紹介をしたいと思うのですが、その前に画像の枠について書こうと思います。
まず、枠の下部にMAGIUSと書いてあり、その背景にマギウスのマークが描かれているのがわかります。
そして枠の上部には、読みにくい文字ではありますが、”ALINA GRAY”と書かれているのがわかりますね。
枠の装飾も意味ありげなのですが…僕にはよくわからないので、ここからは振子の魔女について書きます。
その場に根を張り動かない居座り系魔女。
この魔女の振子の音を聴いた者は同じ場所をぐるぐると回るばかりで先へ進めなくなってしまう。
同じ場所で同じ時を過ごすことを何よりも望み、夢中で頭を揺らし続ける。
もともとは振子時計の魔女だったらしいが、時間の存在を拒否するこの魔女は文字盤の数字も針もすべて捨ててしまった。
これは、ゲーム版マギレコの魔女・ウワサアーカイブ内にある、振子の魔女の説明です。
読んでわかる通り、なんとなくほむらちゃんに似ているような感じがありますよね。
「同じ場所をぐるぐると回るばかり」というのは、ほむらちゃんがまどかちゃんを救うために、退院からワルプルギスの夜までの同じ時間を何度も繰り返すことを。
「先へ進めなくなって」というのはワルプルギスの夜との戦いの後に進むことができなくなっていることを。
「同じ場所で同じ時を過ごすことを何よりも望み、夢中で頭を揺らし続ける」というのはほむらちゃんが未来に進むことよりも、まどかちゃんを救うために同じ時間を繰り返し生きることを優先したということを。
それぞれ表していると考えると、振子の魔女の元の魔法少女はほむらちゃんなのではないかという気がしてきます。
「ほむらちゃんは魔女になってなくない?」と思う方もいるかもしれませんが、まどマギの世界には無数の時間軸が存在すると考えると、まどマギで描かれているほむらちゃん以外にもまどかちゃんを救おうとしたほむらちゃんが存在し、まどかちゃんを救えずに魔女になってしまったほむらちゃんがいても不思議じゃありません。
ただ、これはあくまで考察であり、公式に言及されたものではありません。
ほむらちゃんより前に、時間遡行をする魔法少女がいて、その魔法少女が振子の魔女になった可能性もあります。
実際のところ、この振子の魔女の元の魔法少女が誰なのか、ということは確証を持って言えることではありません。
それでも、ほむらちゃんが元の魔法少女であるという考察をしている方はいるので、個人的に探してみると面白いと思います。
さやかちゃんの登場
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第10話より引用
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners
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こーれーは! さやかちゃん推しの方には朗報じゃないですかね?
まあ、一瞬しか映らず、しかもマミさんの回想での登場であって、マギレコに登場したとは言えないのが、なんとも煮え切らない感じではありますが…。
ただ、ただですよ。
ゲーム版のマギレコでは、ちゃんとさやかちゃんも登場してくれます。
なので普通に考えればアニメでもさやかちゃんが登場するはずなんですが、マギレコが2クールでなく13話で終わる場合はさやかちゃんが登場することはないと思います。
なんならまどかちゃんやほむらちゃんが登場するかも怪しいです。
そうなるとさやかちゃんが登場するのはここだけの可能性があるのですが…まあ、そんなことはないと信じましょう。
みかづき荘の前の住人
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第10話より引用
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners
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まず、前のみかづき荘の人数は5人以上だということ。
しかし、勘違いしないでほしいのが、前の前のみかづき荘メンバーが存在する可能性もあるということを頭に置いておいてください。(例えば、前の前のみかづき荘メンバーがやちよさん+みふゆさん+1人で、前のみかづき荘メンバーがやちよさん+みふゆさん+2人といった場合)
その根拠となるのが、上のマグカップの数です。
みかづき荘の慣例…というか、やちよさんのこだわりなのかもしれませんが、みかづき荘では、暮らす住人それぞれが、それぞれのマグカップを持つという決まりがあるようです。
これに関しては、今回、みかづき荘メンバー5人(鶴乃ちゃんはみかづき荘には暮らしていないので、正確にはみかづき荘メンバーは4人)がみんなでマグカップを買いに行ったシーンがあることからもわかるでしょう。
さて、そのことを踏まえた上で上の画像を見てみると、マグカップは4つしかないことに違和感を抱くかもしれません。
1人1つのマグカップを持っているなら、前のみかづき荘のメンバーは4人ということになってしまうからです。先に言った、前のみかづき荘の人数は5人以上だということと矛盾します。
ただ、前のみかづき荘の人数は5人以上で間違いありません。というのも、今回マグカップを買いに行った際に、やちよさんが鶴乃ちゃんに対して「あなたは前に持ち帰ったやつが自分のうちにあるでしょ」と言っているのです。
この言葉から、鶴乃ちゃんが前のみかづき荘のメンバーであり、前のときのマグカップは家に持ち帰っていてみかづき荘に置いてはなかったということがわかります。
これで前のみかづき荘メンバーが5人以上であることは納得できたと思います。
そして、この5人のうち、アニメでわかる範囲で名前が判明しているのは、やちよさん、みふゆさん、鶴乃ちゃんの3人。
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第5話より引用
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners
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そして残る2人のうち1人が、5話で描かれたこの子。
左手に見えるマグカップが、みかづき荘にあった4つのマグカップのうちの1つと同じであることがわかると思います。
マグカップに描いてあるのがギターであること、そして、この子の後ろにギターが置いてあることから、この子は音楽に興味があり、ギターを弾いているということがわかります。
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第10話より引用
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners
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そして最後の1人が、今回描かれたこの子。画像の左側にいる子です。
とはいえ、今回描かれたのは後ろ姿のみで、とくにこれといった情報はわからないのが問題ですが…。
ゲーム版のマギレコでは、2人の名前、そして2人がどうなったのかはすべて明かされています。いますが、それはかなりのネタバレになってしまうので、ここでは書きません。気になる方は自分で調べてください。
まあ、前のみかづき荘メンバー(もしくは前の前のみかづき荘メンバー)が他にもいる可能性はありますが、少なくともアニメでは判明していないので、判明次第書いていきたいと思います。
マギウスのトップと思われる二人
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第10話より引用
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners
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柊ねむちゃんと里見灯花ちゃんですね。
ネタバレと思いましたか?
ネタバレではありません。これまでに判明した情報から判断することができます。
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第4話より引用
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners
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一番わかりやすいのは、4話のエンドカードでしょうか。このエンドカードは本当にいろいろなネタバレをはらんでいますよね…。
このエンドカードの1番後ろ、灯花ちゃんとねむちゃんがいます。
その2人の格好から、10話で服だけ描かれている2人は、灯花ちゃんとねむちゃんと判断できるわけです。
前回、マギウスのトップは、アリナさん、灯花ちゃん、ねむちゃんの3人ではないか、という話をしましたが、それは合っていると考えていいでしょう。
まあ、ここで登場した、ということは近々灯花ちゃん、もしくはねむちゃんが登場する可能性が高いということです。これは待ちきれませんね!
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第10話より引用
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners
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あと、灯花ちゃんとねむちゃんのいる花園(?)のようなところにいた、この黄色と黒の何かに気づいたでしょうか。
こいつはストーリー上かなり重要なのですが…この正体はネタバレになってしまうので、ここでは伏せます。
気になる方は個人的に調べてみてください。
まとめ
ということで、今回は『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第10話の感想、考察、気になった点について書いてみました。
とうとう灯花ちゃんとねむちゃんが登場し、物語の核心に近づいてきたと言えるでしょう。今後が気になりますね。
あとはやはり、気になった点を取り上げると、いつもより記事の内容が濃くなります。
まあその代わり、記事を書くのにかなり時間がかかってしまうのですが…。
では、とりあえず今日はこの辺で。
読んでいただき、ありがとうございました。
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