まどマギ一話 考察・裏設定・豆知識まとめ!【魔法少女まどか☆マギカ】

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先日、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の再放送…一話が放送されました。

皆さん見ましたよね!

ね?!

録画もしましたよね!?

ね!?

まあ、録画したでしょう。

まどマギは何回も見直すことでその深さがわかるので、録画は必須ですよ!

録画してなかった人は次から録画しましょう。

いいですね!?

はい、茶番もここまでにして、今回は、情報を知ってからじゃないとわからない(わかりにくい)まどマギ一話のシーンを紹介したいと思います。

紹介と言っても、ネットの情報まとめただけなんですけど…

元サイトのリンク貼っておくので、元サイトも見てください。

ちなみに、今回の再放送はBD/DVD版を若干修正したもののようですね。

個人的には初期テレビ版のほうがよかったんだけど…

まあ、いいか…じゃあ、下から本文です。

2020/02/01追記:ブログコンテンツの充実化を図るために2月1日に大幅な加筆修正を行いました。

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はじめに押さえておくべきこと(魔女文字)

作中には魔女文字と呼ばれる、独自の言語が存在します。

この言語に関して製作陣は解読されないように、言語ベースをドイツ語にするなどの工夫を凝らしたにも関わらず、海外の掲示板4chanの有志たちが二話放送までにほぼ解読した、という話があったりします。(魔女文字の一部をドイツ語で表記するなどの”ヒント”はあったようです。また、一話がまどマギの中でもかなり魔女文字の出現回数が多い回でもあったことも、解読に役立ったのでしょう)

まあ、こんな話はどうでもいいんですが、この魔女文字に意外と深い意味が込められていることがあり、作品を考察するうえでのキーワードとなることがあります。ちなみに、製作陣のおふざけが込められている場合も存在します。

とはいうものの、作中で魔女文字が現れるシーンは一つ一つがとても短く、見ながら解読するのは、よっぽど慣れていないと難しいと思います。(しかも言語ベースはドイツ語ですから…)

だいたい、それぞれの回での魔女文字は誰かが解読してくれているので、探したほうが早いと思います。

ただまあ、「自分の手で解読したい」という人もいると思うので一応、魔女文字一覧を貼っておきます。







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イントロ部分

続いてイントロ部分の下の画像について話そうと思います。

『魔法少女まどか☆マギカ』第一話より引用 
© Magica Quartet / Aniplex・Madoka partners・MBS

たぶん、このシーンは幕があけるシーンのあとに流れる…と思います。

出てきましたね、魔女文字。

自分で解読したいと思う方は先程の一覧表と照らし合わせてください。

で、結論から言いますと、ここに書いてあるのは「Prolog im Himmel 2011」です。

”2011”は『魔法少女まどか☆マギカ』が放送されたのが2011年ということを表しているのでしょう。

では、”Prolog im Himmel”が何を指しているのかというと(分かる方もいるかもしれませんが)ゲーテによって書かれた戯曲『ファウスト』のプロローグの「天上の序曲」のことを指しています。

意味は「物語の実質的な始まり」を表し、この「天上の序曲」の後にファウストの第一部が始まります。

ちなみに、まどマギの最後に出てくる災厄の魔女「ワルプルギスの夜」ですが、このワルプルギスの夜が登場するのが、ファウストの第一部の最後なのです。

つまり、まどマギという物語自体が、「天上の序曲」で始まり「ワルプルギスの夜」で終わるという、ファウストのような構成になっているわけですね。

まどかちゃんの後ろの席の謎の少女

三枚の画像を見ればこの話は完結できます。

『魔法少女まどか☆マギカ』第一話より引用 
© Magica Quartet / Aniplex・Madoka partners・MBS

 まず一枚目。

まどかちゃんの後ろの子は”ショートカットの女の子”です。

よく覚えておいてください。

『魔法少女まどか☆マギカ』第一話より引用 
© Magica Quartet / Aniplex・Madoka partners・MBS

次に二枚目。

謎のカットインが入ります。

ここで注目すべきは”影”です。

よくよくみたら、人の形してませんよね。

”PC”の影に見えます。


『魔法少女まどか☆マギカ』第一話より引用 
© Magica Quartet / Aniplex・Madoka partners・MBS

最後に三枚目です。

わかりましたかね?

まどかちゃんの後ろの子は”ショートカットの女の子”だったはずです。

なぜかツインテールの少女に変わっていますが、次のシーンでは元に戻っています。

普通に考えればミス…なのですが、”まどマギ”であるだけに、たとえミスだったとしても「これには何か意味があるんじゃないか」と深読みしてしまうのがこの作品の怖いところですよね…。

何話か後に、これと同じようなシーンが存在するのですが、二枚目の女の子の影は普通の人型の影になっていて、まどかちゃんの後ろの席の女の子はショートカットの女の子のまま変化しません。

今回のテレビ版はいくつかの修正箇所があることがわかっていますが、このシーンの修正は入っておらず、影はPCのような影のまま、まどかちゃんの後ろの席の子の変化もそのまま描かれています。

ところで、PCと言えば、4話で”ハコの魔女”というパソコンの形をした魔女が登場するのですが、そのハコの魔女の画面には、ツインテールの女の子のシルエットが映っています。

パソコンのような影になっているのはツインテールの女の子ですよね。

と考えると、パソコンの影に関しては、今後登場するハコの魔女への暗示ともとれそうです。

ただ、そうだとしても、まどかちゃんの後ろの席の人が何故変化したのかはわかりませんけどね…。

アントニーの歌

アニメを見ると分かると思いますが、魔女の手下(下の画像。名前はANTHONY。日本語読みはアントニー)が歌を歌っています。

『魔法少女まどか☆マギカ』第一話より引用 
© Magica Quartet / Aniplex・Madoka partners・MBS

これも有志達の手で解読(?)されています。

Das sind mir unbekannte Blumen.
Ja, sie sind mir auch unbekannt.
Schneiden wir sie ab.
Ja schneiden doch sie ab.
Die Rosen schenken wir unserer Königin.

となるようです。

訳すと

この花々は私には分からない花々だ
そうだ、あの花々は私にも分からない物だ
じゃあ、切ってしまおう
そうだ、切ってしまおう
切って女王にこの薔薇を捧げよう

となります。

個々のワードについて考えてみると、「花々」は結界に侵入してきたまどかちゃんとさやかちゃん、「私」はアントニー、「女王」は魔女本体のことを指しているのでしょう。

そしていきなり出てきた「薔薇」ですが、花がどんな色であれ、血で染められれば赤くなり薔薇になるので、切られて薔薇になった花々のことを指しているということがわかります。

つまり、この歌は、侵入者であるまどかちゃんとさやかちゃんを切り刻んで女王である魔女本体に献上しようとしているアントニーの心境をうたったものだということですね。

結界内の魔女文字

今回は1話ということもあり、魔女文字が大量に出現します。列挙すると…

BEKÄMPFE SCHÄDLICHE INSEKTEN!
 害虫を許すな!
KEIN DURCHGANG. ZUTRITT VERBOTEN.
   立入禁止
moero
 燃えろ
Die ersten Knospen sollen gepflückt sein.
 はじめての蕾は摘み取ろう
Schneiden wir überflüssige Äste heraus.
 いらない枝は切り落とそう
Die üppigen Äste behindern gute Durchlüftung.
 枝がありすぎると風通しが悪くなる
EINE 用信号
   A用信号
Die blühenden Rosen sollen der. Königin sofort geschenkt sein.
 新しく咲いた薔薇はすぐに女王様に
Stutzen für die neuen Äste.
 新しい枝には支柱を
tasuke ni kita yo
 助けに来たよ(マミさん登場のシーン)

以下アントニーが歌うシーンの魔女文字

Das sind mir unbekannte Blumen.
 僕たちが知らない花だ。
Ja. Mir auch unbekannte.
 うん。知らない。
Schneiden wir sie ab?
 切ってしまおうか?
Ja. Schneiden wir sie ab!
 そうだ! 切ってやろう!
Die Rosen schenken wir unsrer Königin.
 薔薇は女王様に届けよう。
Und die schlechten Blumen steigen auf die Guillotine.
 悪い花はギロチンに送ってやろう
Ja. Schneide sie ab!
 そうだ! 切ってしまえ!
Ja. Schneide sie heraus!
 そうだ! 切り捨てろ!

また、以下はゲーテの『ファウスト』の一節を抜粋したものと言われています。本来は「1を10となせ、2を去るにまかせよ、3をただちにつくれ、しからば汝は富まん、4は棄てよ、5と6より7と8を生め。かく魔女は説く。かくて成就せん。すなわち9は1にして、10は無なり。これを魔女の九九という。」という文なのですが、下の魔女文字は途中までしかないようですね。

Du mußt versteh’n! Aus Eins mach Zehn, Und Zwei laß geh’n, Und Drei mach gleich,
 1を10となせ、2を去るにまかせよ、3をただちにつくれ、

と、並べてみるとかなり大量の魔女文字があることがわかりますよね。(ちなみに同じ魔女文字が複数回出てくることもあるので、実際の数は列挙した数よりもかなり多いです)


列挙された魔女文字を見てみると、ほとんどがアントニー視点のものなのですが、中には”tasuke ni kita yo”などのアントニー視点以外のものも少なからずあることがわかります。


まとめ

以上が、まどマギ一話の注目してほしい所になります。

さあ、これをふまえてもう一度まどマギを見ましょう!

皆さん録画してあるはずだから見れるよね!

ね!?

はい、ということで、「まどマギの一話で注目してほしいところまとめ! 裏設定、豆知識など…」でした。裏設定あったかな? まいいや、一週間に一回まどマギについて投稿しようと思うのでよろしくお願いします。

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