アニメマギレコ9話の感想と考察【マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝】

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はい、どうもみなさんこんばんは、かずくんです。

先日、『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第9話が放送されました。

連日コロナ関連の問題で気の休まらない日が続きますが、そんな中でも休まずに放送し続けるアニメってすごいですね。まあそれは他のモノでも同様ですが。

で、コロナと言えば、今回登場した新キャラクター、アリナさんの「ドッペル」は外見が完璧にコロナウイルスなんですよね。

もしかすると、今現実で起きているコロナウイルスの惨状というのは、マギレコが原因かもしれな…ってことはないと思います。たぶん。

では、9話の感想と考察を書いていこうと思います。

毎度のことですが、僕は『魔法少女まどか☆マギカ』は全話(映画も含めて)視聴済み、ゲーム版のマギレコもプレイ(ストーリー完走済み)している、ということは言っておきます。(ネタバレがあるときは”ネタバレ注意”と事前に書いておくつもりですが、あくまでも”ゲームでのストーリーを知っている状態で書いている”ということをお忘れなく)

8話の感想はこちらです。

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感想

いやまずアリナさんが安定してヤバかったですね。
アリナさんはそもそも「芸術家」なので、凡人の僕には思考回路が理解できないんですよね…。(アリナさんに限らず、芸術家は理解できないことが多いですが…)

ただ、ゲーム版マギレコをプレイしていると、アリナさんの狂気じみた言動に慣れてくるんですよ。

実際、僕は「死んだら感謝してヨネ」とアリナさんが言った時に若干ゾクゾクしました。末期ですね。はい。

あとはさなちゃんがの人生が悲惨すぎる…。

ゲーム版で一回見たことのあるストーリーなので、内容は分かってはいたのですが、映像化されると精神への破壊力が向上されるのか、かなり心が痛くなりました。

印象深かったのはその二点ぐらいかな…?

どうでもいいことだと、コロナウイルス関連で炎上したりしないよな、とか思っていましたが、結果炎上したという話は聞いていないので一安心です。

では、感想はここまでにして、考察をしていきたいと思います。

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ヒエラルキー下層を表す言葉

『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第9話より引用 
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners

9話冒頭、顔の描かれていない二人の少女が”透明人間”について話すシーンがあります。

上の画像はそのシーンの一部なんですが、さなちゃんの横に「Geek」という単語があるのがわかりますよね。

第2話で同じようにガラスに文字が書かれていたシーンがあるのですが、その際の文字は同時に映る人物の心情を表していました。

今回はガラスに書かれているのが単語なので、心情は表せないとは思いますが、流石に何の意味もないってことはない…はずなので、とりあえずどんな単語が書いてあったかを列挙すると…

Goth
Brain
NERD
Geek
The floater

という5単語が書かれていました。それぞれの意味は、上から、

ゴス
がり勉
豊富な知識を持つが社会的内向な者
オタク
不思議少女

となるのですが、これらは、アメリカの学校におけるヒエラルキー(階層)の下層に位置する人々を表す言葉のようです。

なぜこんな言葉が書かれているのかと言えば、おそらく、さなちゃんがクラスで浮いた存在であり、さなちゃんが通う水名女学院のヒエラルキーで下層に位置していることが理由でしょう。

ひとりぼっちの最果てのウワサ

『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第9話より引用 
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners

アラもう聞いた?誰から聞いた?
ひとりぼっちの最果てのそのウワサ

人に作られ囲まれて、成長してきた人工知能!
名無しのまんまで育ったけれど、何でも覚える大天才!
だけどもどっこい、悪い言葉を覚えてしまい
避けられ疎まれ蔑まれ、電波の世界に隔離され
ひとりぼっちの虚しい毎日!

そんな哀れな人工知能、寂しい子供を探しては
電波塔から飛び降りさせて、ひとりぼっちの最果てに監禁しちゃう!
逃げ出す為には代わりの誰かを連れてこなきゃいけないって、
中央区の仲間内じゃもっぱらのウワサ!
スターンダローン!

というセリフで説明されているひとりぼっちの最果てのウワサ。

さなちゃんを捕えていたウワサで、自我を持っていたり、自殺志願であったり、人とコミュニケーションをとったりと、ウワサの中でも特に異質なウワサです。

元がAIであったことからアイちゃんという愛称で呼ばれ、さなちゃんと友好関係にあったことから、いいイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。

まあそれは間違ってはいない…のですが、ゲーム版だと味方を一撃で殺してくる攻撃を3ターンごとに放ってくるかなりやばい敵だったりします。

ウワサの説明文を見てもわかるように、アイちゃん自身、人々から避けられたり疎まれたり蔑まれたりされたようで、そこがさなちゃんとの共通点なのですが、その共通点があったからこそ2人は友好的な関係を築けたのかなと思います。

いやだから何と言われたらそれまでなのですが…。

アリナ・グレイと「ドッペル」

『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第9話より引用 
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners

正直、今話はさなちゃんとアイちゃんの描写に力が込められていたので、それほど記事に書けることがないなあ…と思っていたのですが、アリナさんの登場でその心配はなくなりました。ありがとうアリナさん。

この記事の最初にも言ったように、この子は性格がかなりヤバい子なのですが、ストーリー的にもヤバい立ち位置にいるんですよね。(語彙力)

それを裏付けるように、アリナさんによって重要な情報がたくさん手に入りました。

『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第9話より引用 
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners

まずは上の画像のシーンと、「愛おしいアリナのドッペル…」という言葉からわかる情報を書きたいと思います。

まあまず上のシーンは、アリナさんが、いろはちゃんとアイちゃんからの攻撃を避け「死んだら感謝してヨネ」というシーンの途中に入るシーンです。

なぜこのシーンの画像を入れたかというと、アリナさんのソウルジェムが濁っているのがはっきりとわかるシーンだからなのですが、この”アリナさんのソウルジェムが濁っている”という事実がかなり重要なんです。

今までに、月夜ちゃんや月咲ちゃん、いろはちゃんとかえでちゃんが使用した、ソウルジェムの穢れを使った攻撃。

それこそがアリナさんの言う”ドッペル”なのではないでしょうか。

共通点としては、魔女のような禍々しい風貌を持っていることと、その攻撃をするときにソウルジェムが濁っていること。

共通点が2個しかないので、説得力には欠けるかもしれませんが、「ドッペル」の意味を考えてみると説得力はぐっと上がると思います。

『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第5話より引用 
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners

5話にて、いろはちゃんが穢れを使った攻撃をする際に、2人目のいろはちゃんともいうべきモノが登場したのを覚えているでしょうか。

ドッペルはドイツ語で「生き写し、コピー」や「二重」という意味を持ちます。

察しの良い方は僕が何を言いたいかわかるとは思います。

つまり、”ドッペル”の意味から考えると、穢れを使った攻撃の際に登場する2人目のいろはちゃんは、いろはちゃんにとってのドッペルと言えるのです。

そう考えると、ソウルジェムの穢れを使った攻撃の名前はドッペルなのだと納得できるのではないでしょうか。

そして2つ目にわかることが、アリナさんがマギウスのトップの一人であるということです。

アリナさんがマギウスの一員であることは、7話にて”Alina Grey”という文字が出てくるアイテムをピーヒョロ姉妹が使ったことや、4話のエンドカードでマギウスの一員であるみふゆさんやピーヒョロ姉妹とともに描かれていたこと、ウワサに対する言動などからわかります。

で、なぜアリナさんがマギウスのトップだと分かるのか、という話なんですが、これに関しては判断点が2つあります。

1点目は、これは単純なんですが、アリナさんがマギウスの黒羽根や白羽根の衣装を着ていない点。

2点目が、アイちゃんがアリナさんに向かって「あなたたちが唱える理想の危険性」と言っている点です。

1点目だけだと、みふゆさんもマギウスのトップになってしまうのですが、みふゆさんはあくまでもマギウスの幹部のような立ち位置であると思われます。

2点目で、アリナさんがトップだと明確にわかるのです。

注目してほしいのは、アイちゃんが「唱える」という言葉を使っているところ。

「唱える」は「人に先んじて言い出す」という意味を持っています。

これは、ただマギウスに従う人に対して使う言葉ではなく、マギウスを作り上げ、マギウスの理想を提唱し始めた人…つまり、マギウスのトップに対して使われるべき言葉なのです。

まあ、2点目に関しては、アイちゃんが言葉の選択を間違っていないという条件がないと言い切れませんが、アイちゃんは人工知能なので言葉の選択を間違うはずがありません。

その点で、かなり信ぴょう性は高いでしょう。

『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』第4話より引用 
(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners

さて、では4話のエンドカード関連でもう一つほど。(4話時点ではマギウス自体が登場しておらず、うかつに考察ができなかった)

とりあえず4話のエンドカードを見てもらうと分かるように、描かれているのは黒羽根や白羽根、ピーヒョロ姉妹、みふゆさんなど、マギウスのメンバーであることがわかりますよね。

で、ここになんと、灯花ちゃんとねむちゃんも描かれているわけですよ。

そして灯花ちゃんとねむちゃんに注目してほしいのですが、黒羽根や白羽根の衣装を着ていないので、マギウスの中でも上の立場の人物であることがわかります。

ただ、このエンドカードにおける灯花ちゃんとねむちゃんのラスボス感を踏まえると、実はこの二人、マギウスのトップに位置しているのではないか、と思います。

一応他にも理由があって、その理由というのが、灯花ちゃんとねむちゃんがそれぞれ科学と文学の天才であり、マギウスの「すべての魔女を消し去る」「魔法少女を救う」という理想を叶える力を有していることです。

魔法少女のソウルジェムに穢れがたまると魔女になる…これは一種のシステムというべきもので、このシステムを変えることは並みの天才でも不可能です。

ですが、今までに誰も成し得なかった永久機関の制作に成功した灯花ちゃん、そして灯花ちゃんに匹敵する頭脳を持っているねむちゃんであれば、”魔法少女の力”という人智を超えた力を使うことで実現が可能になるでしょう。

また、アリナさん、灯花ちゃん、ねむちゃんがマギウスのトップだとすれば、アリナさんが芸術、灯花ちゃんが科学、ねむちゃんが文学と、マギウス全員がそれぞれの分野での天才ということになるため、割といい感じ(語彙力欠如)になると思います。

これらのことをすべて踏まえると、マギウスのトップは灯花ちゃん、ねむちゃん、アリナさんの3人であるという結論に達するのではないでしょうか。

まとめ

今回はアリナさんの登場で、かなり考察ができました。ありがとうございます。

とはいえかなり書くのに時間がかかってしまいました。申し訳ない…。

このまとめを書いている時点で既に10話が放送されているので、続けて10話の感想と考察も書きたいと思います。

では、今回はこの辺で。

読んでいただき、ありがとうございました。

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