エヴァンゲリオンを視聴したのでその感想を書く

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どうも、皆さんこんばんは、ブログ管理人のかずくんです。

今更ながらエヴァを視聴してきました。今回はその感想を書いていきたいと思います。

この作品、明確な答えというのが存在せず(少なくとも僕はそう思っています)、自己で解釈する必要のある部分が多々あります。この記事でも僕の解釈に基づく感想がいくつか出てくると思いますが、あくまでも”僕の解釈”に基づくものであり、絶対的なものではないということを明言しておきます。
人によっては「いやいやそんなんあり得ないやろ」っていう部分もあるかもしれませんが、大目に見てくれると助かります。それでは行きましょう。

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一度見ただけではわからない

さて、僕は最初に新劇を全部見たんですが、その時に出てきた感想は、

難しいわ!

でした。

もうね、なんもわからんのよ。

固有名詞が多いし、終盤とか何が何してどうなってるのか理解できないし。ラストシーンで「とりあえず平和になったっぽい…?」とは思いましたが、なんでそうなって、そしてそうなった後どうなった? と疑問だらけ。

なので理解を一旦諦めて、TVシリーズと旧劇を見ようと思いました。当時の僕はこの2つを見れば、今の疑問は解けるだろうと思っていたんですね。

そうしてTVシリーズと旧劇を見たわけですが、

こっちもわからねえ!!!!

ここで僕は察しました。これはあれだ、考察見ないとわからないやつだ、と。というか個人の解釈や考察も含めてエヴァという作品なんだ、と。

ということでこちらも理解を諦め、考察動画を6本ほど視聴しwikiなども目を通しました。その上でTVシリーズや旧劇のラスト、新劇のQとシンエヴァを再度視聴し、ようやくなんとなーく理解できたような気がせんでもないという状態になりました。

つまり全部通しで視聴する時間+5時間ぐらいの時間が、エヴァと言う作品の理解に必要なわけです。やべぇよこの作品。

そんな状態で今この記事を書いとります。

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エヴァの「エヴァたる部分」を楽しめないと、エヴァは楽しめない

「エヴァンゲリオン」と言う作品は言わずもがな名作です。放送開始から現在に至るまで、その評価は変わることはなかったでしょう。アニメを見ないような層であっても認知しているような、非常に有名な作品でもあります。

ですが、視聴した上で言えることは、この作品は手放しに面白いと言える作品ではないということです。

僕はAmazonPrimeVideoで新劇を見たのですが、各映画の評価を見ればそれはわかります。

新劇の中で一番評価が高い…すなわち星の数が一番高いのは実は「破」なんですよ。次いで「序」、その後は「Q」、「シンエヴァ」と続きます。「Q」以降評価が下がっているというのがミソ。エヴァがその「エヴァらしさ」を見せようとしたタイミングで評価が下がっているんです。

要は、エヴァの「エヴァたる部分」を楽しめないと、エヴァを面白いと言うことはできないんですよね。

エヴァって、ストーリーの部分が本命だと思うんですよ。シンジの心理描写や各々のキャラの変化、それを伝えるための様々な描写がエヴァ本来の面白さなのではないかと。少なくとも僕はエヴァを見てそう思いました。

ただ、それにしてはキャラや戦闘シーン、世界観が魅力的すぎるんですよ。アスカやレイといったヒロイン、使徒とエヴァとの戦闘、超科学とそれが存分に利用された第3新東京市などが具体例です。そしてそれが滅茶苦茶反映されているのが「序」と「破」だと思います。

「序」と「破」は「使徒と戦い、使徒を倒す」という明確なわかりやすい目的があり、そのためにシンジやレイ、アスカが協力します。いわゆる”王道”展開ですが、これは「エヴァらしさ」に欠ける展開でもあります。

この展開に面白さを感じた人は、その後の「Q」や「シンエヴァ」で脱落した(評価を下げた)ようなイメージです。かくいう僕もその一人で、「破」の学校のシーンとか特に好きだったんですが、無事「Q」と「シンエヴァ」でこれじゃない感に襲われました。

こういった「求めるエヴァ」と「実際のエヴァ」の乖離から生まれた「求めるエヴァと違う」という思いが評価を下げたものと考えられます。

ただ、違うのは視聴者の「エヴァに求めるもの」です。先に言ったように、エヴァの本質はストーリーにあると考えます。それ以外の部分をエヴァに求めている時点で、エヴァを楽しむことはできないでしょう。いや、できるかもしれませんが、それはエヴァである必要がない。

と、そこまで考えた時点で「エヴァは僕に合ってないのではないか」と思いました。が、それではエヴァに向き合ったとは言えませんし、エヴァを視聴したとも言えません。こういった理由から僕はエヴァに向き合うべく、考察動画や二周目を見ることでエヴァの理解を深めようとしました。

僕はそのおかげで「エヴァ本来の面白さ」に気づくことができましたが、そこにたどり着くまでに時間が非常にかかります。一度見ただけでは本来の面白さに気づくことが難しく、考察動画という”非公式”のものがあってわかる面白さ。これは果たして手放しに面白いと言っていいのでしょうか?

少なくとも、僕は人にエヴァの視聴を勧めることはないと思います。エヴァは面白いです。それは間違いありません。が、その面白さにたどり着くまでが長い。「面白い」という理由だけで勧めるのは無責任すぎる。

エヴァはそれを理解する覚悟と時間があってこそ見れるものだと思いました。

理解した上で見るなら非常に洗練された作品

エヴァは全体的に言葉での説明が少ないor難解な作品です。しかし、その代わり細かい描写から様々な心情や伏線などを読み取ることができるようです(できるよう、と言っているのは僕自身が読み取ったわけではなく、考察動画などを見て感じたことだからです)。

さて、そうして改めて見てみると、確かに様々なシーンで描かれているものには全て何らかの意図があり、特に「シンエヴァ」の終盤のシーンはそれが顕著でした。

エヴァの特徴の1つとして、ラストシーン…というか終盤の難解さがあると思います。固有名詞が大量に登場してそれらの説明がなされない、描かれているシーンやキャラクターのセリフが抽象的であるなど、難解な理由はいくつかあります。

ただ、これらの一度見ただけではわからないような物事を一つずつ紐解いた時、エヴァのストーリーを理解できるのです。この散りばめられた描写から物語の解釈をすること、これこそがエヴァ本来の面白さだと思います。

僕も一度見ただけではラストがよくわかりませんでしたが、考察動画を見て再度エヴァを見直した結果、最終的には「エヴァは面白い」という結論に至りました。その理由は、考察動画という他人の手を借りてはいますが、それでも物語の解釈ができたからに他なりません。

噛めば噛むほど味が出ると言いますか、深くのめりこめばのめりこむほど面白く感じる作品だな、と感じました。それもこれも、作中の描写が非常に丁寧かつ作りこまれていることが理由でしょう。そこに気づくことができれば、エヴァを楽しむことができると思います。

TVシリーズ・旧劇・新劇のラストについて

僕がエヴァについて色々見たうえで、TVシリーズ・旧劇・新劇のラストシーンをどう感じたかを書いていきたいと思います。一応ネタバレ注意です。

さて、まず僕の結論ですが、どのエヴァにおいてもラストはハッピーエンドだと思いました。

何をもってハッピーエンドとするのか、逆に何をもってバッドエンドとするのか。これは非常に難しい問題で、こういう一見どちらかわからないようなラストの時、僕はいつも悩みます。その時に重要視するのはキャラにとってその結末がどうであったかと言うこと。エヴァの場合はどうでしょうか。

TVシリーズ・旧劇について

TVシリーズのラストには、人類補完計画が発動した後のシンジの精神世界が描かれています。その中でシンジは「自分はここにいてもいい」という気持ちを持つことができ、他キャラからおめでとうの言葉と共に祝福されます。

旧劇のラストでは、逆に人類補完計画が発動した後の現実世界が描かれています。紆余曲折ありましたが、最終的にはシンジはアスカと砂浜に二人きりになります。その後、シンジはアスカの首を絞めますが、アスカがシンジの頬を撫でた時、シンジの首を絞める手が緩まります。その後嗚咽を漏らすシンジに対してアスカが「気持ち悪い」と言って終劇となります。

TVシリーズのラストは、成長とまで言えるかは微妙なものの、シンジの気持ちが良い方向にシフトしたという点でハッピーエンドと言えると思います。

旧劇のラストはちょっと判断が難しい。TVシリーズの精神世界の下りや、旧劇の終盤のレイやカヲルとの会話から、シンジは人とのかかわりとそこから生まれる恐怖をを拒絶するのではなく、受け入れたはずです。

であれば、何故アスカの首を絞めたのか? これはアスカから拒絶されるかもしれないという、他者からの恐怖から来たものだと思います(こういう解釈の方が一番多いんじゃないかな?)。それに対しアスカは頬を撫でることで、シンジを受け入れるという意思表示をします。拒絶されると思っていた相手から受け入れられ、シンジは首を絞めるのをやめ、泣き出した。この解釈が一番しっくりきました。

アスカの「気持ち悪い」と言う言葉は、シンジが自己完結してしまったことに対しての言葉でしょう。それには、旧劇冒頭の自慰行為の場面も含まれていると思います。そう考えると、自己完結と言う点ではシンジは変わっていません。これではハッピーエンドとは言えないのではないか。

しかし、自分を受け入れてくれる存在を見つけたこと、そして受け入れられたことを認めたことは、シンジにとって大きな変化なのではないでしょうか。そう考えれば、「ハッピーエンド…かなぁ」と思えます。

それはそうだとして、これからを二人だけで生きていかなければならないというのはバッドエンドではないのか。こういう考えを抱いている人もいるかと思いますが、僕は「自らの心で自分自身をイメージできれば、誰もが人の形に戻れるわ」というレイのセリフから、最終的には多くの人が戻ってくるのではないかと考えています。

そうでなくとも、誰もが自分を受け入れてくれない世界(少なくともシンジはそう思っていた)よりも、たった一人でも自分を受け入れてくれる存在がいる世界では、実は後者の方が良くないかと思ったり。

以上が、僕がTVシリーズと旧劇のラストを見て思ったこととなります。

新劇について

新劇のラストは少し説明が難しい。

簡潔にまとめると、シンジがアスカやカヲル、レイを救済した後、世界をエヴァの必要ない世界(ネオンジェネシス)に作り変えます。ネオンジェネシス後の世界でアスカやカヲル、レイたちはシンジのことを忘れ(というか記憶がないが正しい)ますが、マリとシンジだけは前世界のことを覚えており、二人は手を繋いで現実世界に向かってかけていきます。なお、このときシンジは心身ともに大人となっていました。これは外見や言動からわかります。

新劇のラスト、これは間違いなくハッピーエンドでしょう。最後にシンジが笑ってるんだから間違いありません。

アスカやカヲル、レイらも前世界の最後でシンジに救済され、それぞれの苦しみから解放されています。

記憶がなくなってるんだから関係ないんじゃね、と思うかもしれませんが、劇中ではカヲルが「意志は情報として世界を伝い、変えていく。いつか自分自身のことも書き換えていくんだ。」と言っています。ネオンジェネシス前の世界での”救済”は、ネオンジェネシス後の世界のアスカやカヲル、レイにも、形がどうであれ受け継がれているのではないでしょうか。

シンジのことをアスカやカヲル、レイたちが覚えていないのはどうなのか、と言う話ですが、確かに覚えていれば最善だったかもしれません。しかし、おそらくですが、大人となったシンジはそれすらも受け入れていると考えられます。

また、新劇の世界におけるキャラクターはシンジはもちろん、いろいろなキャラが”成長”しています。大人になったシンジが最もわかりやすいその例です。旧劇でのシンジは変化と僕は言いましたが、新劇でのシンジは間違いなく”成長”です。そのような”成長”というのは旧劇には全くありませんでした。しかし、新劇ではその”成長”があるんです。

これらの点も踏まえても、やはり新劇のラストはハッピーエンドと言って間違いないです。

そして僕は”エヴァの完結”として非常に適したラストだと思いました。シンジ含め、多くのキャラが救われ、成長し、目的を果たすことができました。旧劇では成し得なかったこともそこには含まれます。

さらには作品の核とも言えるエヴァとの決別。完結としてこれほど適したものが他にあるでしょうか。

なんかエヴァを見れば見るほど、このラストが良いものに見えてきます

まとめると

エヴァはそのストーリーに重きを置いていると考えられる作品ですが、そのストーリーは難解で理解するのには時間がかかります。

ですが、描写は丁寧かつ細やかに描かれているため、それらの描写から物語の様々な解釈ができ、その描写を読み取って解釈をしていくことにエヴァ本来の面白さがあると考えます。

描写を読み取って解釈をする…すなわちエヴァを理解すれば、エヴァは深くのめりこめばのめりこむほど面白さを増していきます。

そうして見てみると、「シンエヴァ」のラストシーンというのはエヴァの完結としてふさわしいラストだと思いました。

結論としては、「エヴァは面白い」となります。

というか、感想だけでこんなにも文量が書ける作品が面白くないわけがないんですよ。というか短時間で考察動画を何本も見て二周目に入るような作品にハマってないわけがないんですよね。どうやら僕もエヴァの魅力に取りつかれてしまったらしいです。

ただ、前述したように、ただ無責任に人に勧められる作品ではないと思うので、僕のようにエヴァを見るのに前向きであり、エヴァを理解する覚悟と時間がある人であれば、非常に勧めたい作品です。

それはそれとして

さて「シンエヴァ」のラストに関しては、「エヴァの完結」として相応しいラストだと言いました。

だけど、それはそれ、これはこれ。

僕はヒロインの中ではアスカが一番好きです。あの不器用な優しさが良いよね。

そんなアスカとシンジの絡みが僕は見たい。旧劇のなんか若干古い感じ(1995年のアニメだし当たり前ですが)の学園モノでもいい。できれば「破」の学校でのシーンが理想。非常に見たい。

エヴァ本編が僕の求めるエヴァではないというなら、僕は僕の求めるエヴァを探すだけです。ということで僕はこの後、僕が求めるエヴァを探しに行くかもしれません。

最後に

さて、今回はエヴァンゲリオンを視聴した感想を書いてみました。

アニメの感想記事を書くのはかなり久しぶりでしたが、まあエヴァンゲリオンですからね、書くことはたくさんありました。

でも本当に、時間をかけて見てよかったなと思います。とはいえ、まだまだ全部を理解できたわけではないですし、考察に関しても僕が思うようなものではない、あるいは僕が見た考察動画とはまた別のものがあるでしょう。ある意味、エヴァと言う作品は無限に楽しみや面白さが存在するのかもしれません。

キャラクターも魅力的ですし。

エヴァンゲリオンの人気の理由がなんとなくわかったような気がしました。

うん。とまあそんな感じです。これを見た中でエヴァを見ていない人…は多分いないんじゃないかと思うんですが、もしいたら是非気分が乗った時に全力でエヴァに向き合ってみてほしいなと思いました。エヴァ見たての僕がそんなことを言える立場なのかはわかりませんが。

とりあえず僕はバトスピのエヴァコラボパックを1箱買ったので、届いたら開封したい所存。

さて、記事も長くなってきたので、そろそろ終わりにしたいと思います。ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。また機会があれば、別の記事で。

この記事を書いた人
かずくん

ブログ管理人のかずくんです。
多趣味の暇人ブログ書き。ゲーム、アニメ等書きたいこと書いていきます。

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